大きな嘘の木の下で
今回は赤字企業だったオンデーズをV字回復させた田中修治さん執筆二冊目となる「大きな嘘の木の下で」をご紹介します。
普段触れている情報が正しいとは限らない。
本書では「幸せ」「お金」「仕事」「成功」「家族」「教育」その他について、田中さんの見えている世界が書かれている。
本書を通して、「あなたの見える真実」を探すきっかけにしてほしい。
●成功したければ「失敗を学べ」
本屋には成功者のノウハウが詰まった本が沢山あります。
成功のために本を読んでいるのに、成功できない人たちがたくさんいます。
誰もが成功にたどり着ける宝の地図。そんなものは、最初からこの世に存在していません。
成功のために学ぶべきは「失敗を学ぶこと」
「大切なのは、勝ち方を考える前に、負けそうな要素を片っ端から潰していくようにすることだ」
先輩とお話をさせていただくとき、成功話を聞いて真似をしようとしてましたが、ダメなんですね。。
●チャレンジしたければ「毎日違うドリンクを飲め」
自分の人生をもっと良い方向に変えていきたい。と考えたことはありますよね。
その為にはチャレンジする必要があります。
でも一歩を踏み出す勇気が出ない。。。
本書では勇気を出して行動するための練習を紹介されています!
それは「毎日違うドリンクを飲め」それだけです。
人は全て、無意識のうち日々パターン化して行動しているそうです。
毎日違う飲み物を選択し、新しい刺激を受けることでいつもとは違う選択をするクセがつきます。
今ではコンビニでの新商品ドリンク、帰宅路での新しい道へのチャレンジを意識して行っています。
●「失敗してもいいからやってみろは嘘」
ビジネスでの鉄則それは「負けないこと」
「失敗しない為にどうしたらいいか。徹底的に考えて万全の準備をするように」と話しています。
例えばレストランで新人のシェフに「ミスしてもいいから作ってお客様に出してみろ」と言う人はいない。
プロフェッショナルとしてお金を頂く以上は最初から「うまくいかなくてもしょうがない」なんて、絶対に考えてはいけません。
上司の仕事は、部下に失敗させることなんかではなく、部下の仕事を100%の確率で成功させる為にしっかりと伴走してあげることです。
まとめ
成功したければ成功を学ぶことが大事だと思っていたので、失敗を学ぶ方が大事ということに衝撃を受けました。
今回は誰でも実践できそうなことをメインで取り上げました。
他にもタメになる情報が沢山載ってますので、本屋さんなどで是非手に取ってみてください。
田中修治さんの1作目となるオンデーズ再生物語「破天荒フェニックス」もオススメです。
コメント